嫁ぐ娘へ


挙式、1ヶ月半前。

娘は最近週末だけでは間に合わなくなって

平日も会社が終われば ムコ殿と一緒に家に帰ってきて

作業をしている。

夕食後、後片付けをしながら カウンター越しに見る二人。

二人とも大人になったよね〜。

交際期間も長くなったけれど、

最初の頃に比べると 精神的にも大人になった。

会話の端々に相手を思いやる気持ちや愛情を感じる。

この笑いがいつまでも絶えませんように。。。。。




娘へ

いよいよ式が迫ってきましたね。

毎日その準備、ご苦労様。



母の拙い経験から伝えておきたいことがあります。



彼とこれから一緒に人生を歩むわけですが、

目の前の彼だけが彼ではないからね。。

彼には彼の今まで歩んできた歴史があります。

その歴史は彼の家族がいて、ご先祖様がいて

長い時間をかけて 作り上げられたきたものです。

だから、彼の家の欠点や歴史を傷つけるようなことは言ってはなりません。

これから二人で新しい人生を築いていく上で

大きな土台があるということを 決して忘れずにね。

あちらのご家族にも そんな気持ちで敬いながら

可愛がってもらいなさい。


しんどい時もあるよ。

でも、しんどい時も 幸せはそばにあります。

しんどさが大きく見えて 幸せが見えないだけね。

その時々の幸せをどう感じてどう受け取るかが大切かしら。

幸せをいつも感じられるように

日頃から心の鏡を磨いておくといいよ。

曇っている鏡では、真実を素直に受け止めることが出来ません。

差し伸べられた手さえも見逃してしまいます。

目の前のことしか見えてないことはありませんか?

過去を振り返ってみたり

未来を思うと 違う考えも浮かぶかもしれません。

自分自分と 自己愛ばかりになってませんか?

不平不満ばかり言っていると鏡は曇るからね。



あなた達は共働き夫婦。

今の世の中、男だから女だからと決め付けずに

二人で決めた事を分担していくのでしょうね。

常にありがとうの気持ちを忘れずにね。

何でもオープンな二人だけど、

妻としてこれだけは旦那様にさせないでおこうと思うことも

あっていいのではないでしょうか。

それがケジメです。

旦那様に飽きられないように

ケジメのあるいつまでも素敵な奥さんでいてね。


何だかんだと 偉そうに言ってますが、

私も数々の失敗や苦い経験をしました。

それは今では宝物ですが、

あなたはそんなこんなを知っていて

未だに覚えていることもあるでしょう?

もし、同じようなことにぶち当たった時は

その時の私を思い出してください。

思い出して反面教師にしてくだい。

何もしてやれなかった親ですが、

そんなことでも役に立てれば幸いです。



さぁ、これから長い時間をかけて

少しずつ少しずつ絆を深めていってね。

私もあなたとの歴史を大切にしながら

変わらず あなたを見守っていきます

どうぞ、どうぞ、お幸せに。。。。。


これを読んでいるはずの娘へ。

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